2005年08月29日

『ビートのディシプリンside4』読了。

ビートのディシプリン(side ビートのディシプリン(side 4)

著者:上遠野浩平
出版社:メディアワークス/角川書店メディアワー

シリーズ最終巻です。
でも実はまだまだ続く、みたいな(爆)
だんだん哲学的な様相を呈してきていますが…嫌いじゃないです、こういうの。

ネタバレ含む感想↓(カーソルで反転してご覧ください)
絶体絶命の危機をぎりぎり紙一重で逃れ逃れて生き延びる。
生きていくことがぎりぎりで、余裕などないはずなのに、何のために生きるか、何故生きることを諦めないのか、生きる意味はあるのか…ビートは考える。
しかし、それを考えること、『カーメン』を追い求めることが、『未来』を想うための唯一の手段なのだ。

ピート・ビートの苦行を通して描かれるのは、その世界そのもの。
認識で世界が成り立っているという世界観を、ピート・ビートの受難と思考をまわりくどく共に辿ることで認識を他人に伝達することの困難さと、その認識そのものをを、実感を伴って伝えてくれる…。
あぁなんて本質の説明しにくい話…(私が勝手にそうしてるのか…?/笑)
そしてやっぱり出番のなかった死神…。
ビートも死ぬことなく、ffも死ぬことなく、イナズマも死ぬことなく。
しかし、新キャラも続々登場したこの最終巻ですが、収まるべき形に落ち着いて終わったなという印象です。
ちょっと、飽きそうかも…と思いつつ、でもやっぱりきっと上遠野氏の新作が出たら購入していることでしょう。
世界観が繋がってるから、どの作品もついつい読みたくなってしまうのでしょうね。

次はナイトウォッチ・シリーズ(※)あたり、新作でないかなーと期待。

ナイトウォッチ・シリーズは、ナイトウォッチ(夜を見る)戦闘機を以って、宇宙空間で未知なる存在である虎空牙と戦う少年少女の闘争と思索の物語です。
ぼくらは虚空に夜を視るをはじめ、わたしは虚夢を月に聴くあなたは虚人と星に舞う の3作が出てます。
posted by REMRED at 22:22| Comment(0) | TrackBack(0) | 上遠野 浩平 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年08月16日

「東京異端者日記」再読。

以前、手に入らずに図書館で借りて読んだのですが、楽天booksにて在庫があるのを発見し、購入を決意。
東京異端者日記
東京異端者日記

森奈津子氏のサイトで公開された日記を纏めたもので、彼女の個性的で素敵なご友人(同業の方、編集の方等等)との交流や、作家生活を垣間見ることのできる一冊です。
内容的には、セクシャルマイノリティ、ゲイカルチャーなどの話題が多いですね。
posted by REMRED at 18:17| Comment(2) | TrackBack(0) | 森 奈津子 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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