2005年07月06日

『絶叫城』

絶叫城殺人事件 絶叫城殺人事件

著者:有栖川有栖
出版社:新潮社
本体価格:1,600円

シンプル且つキレイに纏まった、トリックバリエーションのカタログのような短編集でした。
各タイトルの下にネタバレ含む感想記載、カーソル反転でご覧ください。

・黒鳥亭殺人事件
一言で言うなら、無垢。
有栖のアリとキリギリスの解釈に同感。
真っ黒な建物、住んでみたい。

・壷中庵殺人事件
既読作品だったせいか、密室トリックが判り易すぎた気がしたけど…。
最初読んだときもそうだったっけなぁ…住んでみたい部屋その2。


・月宮殿殺人事件
奇妙な建物に月明かり。
妙に美しいイメージが浮かびます。


・雪華楼殺人事件
雪の密室。
舞台となる建物がイイカンジ。
若者の虚無感もキライじゃないし。


・紅雨荘殺人事件
タイトルからなんとなく血まみれなものを想像してしまいましたが、情景がキレイ。
トリックもスマートな印象。


・絶叫城殺人事件
短編だけにトリックはわりと判りやすかったですが、リチャード・ラミレスに関する記述がちょこっとあったり。
(マリリン・マンソンの元ベーシスト、ラミレスの名の由来はこの殺人犯からだと思われる。)
作中に出て来るゲームがクロックタワーみたいだったり。
(ゲーム苦手なのでちゃんとやったわけではないのですが。)
私のツボをつく作品でした。




文庫版 も、もう出てるんですね。
時の流れがはやく感じますね…。
posted by REMRED at 23:40| Comment(0) | TrackBack(0) | 有栖川 有栖 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。

この記事へのトラックバック
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。