2005年09月22日

『神様ゲーム』読了。2005.09.19.

麻耶雄嵩著『神様ゲーム』読了。

「ぼくは神様なんだ」と語る少年。
そんな「鈴木くん」の『神様ごっこ』に「ぼく」は付き合ってやるつもりでいたのだけれど…。

以下、ネタバレ含む感想文です。カーソル反転してご覧下さい。
「ぼく」は、ごくごく普通の小学生だ。
猫の虐殺事件を好きな女の子のため、また、友達との探偵団の活動として解決のために「ぼく」はあれこれ考える。
そんなとき、たまたま話すきっかけを持ったのが自分を神様だという「鈴木くん」。
その言葉を冗談だと認めさせようとして「猫殺しの犯人」を訊ねる「ぼく」。
真実を言い当てる鈴木くん」の言葉を「ぼく」は「次第に信じるようになる。
「神様」は優しくない。
「現実」と同じように。
子どもだった「ぼく」が漠然と持っていた希望や憧憬を少しずつ確実に失ってゆく。
終盤、本当の誕生日に吹き消すろうそくの火と共に失った夢や希望の代わりに、
信じがたい現実でもまっすぐ見つめる強さを手に入れる。


表紙の絵柄と文字サイズは、児童向けの様相ですが、中身は「やっぱり麻耶雄嵩」的な麻耶雄嵩らしい物語展開でした。

やっぱりなんとなく暗澹なあたり、好きです、麻耶 雄嵩の作品。
posted by REMRED at 22:34| Comment(0) | TrackBack(0) | 麻耶 雄嵩 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年03月13日

『螢』、読了。

やたら寒いなーと思いつつ、日向ぼっこしながら麻耶雄嵩の「螢」を読んでいたら、雪降ってきましたよ。寒いはずだ…。

麻耶雄嵩、久々の新刊…喜び勇んで手にとって見たら、出版年月、2004年夏。
…うわぁ私とした事がチェック遅っ!!
…夏頃といえば、BUCK-TICK関連のチェック&ライヴ
で、アタマ一杯いっぱいだったからなぁ…。
そんなことはさておき、肝心の感想。
陸の孤島、ムード満点山奥に建つイワク付き館が舞台。
麻耶雄嵩お得意のレトリック満載☆な感じ、そしてクラッシク調の音楽が聞きたくなるお話でした。

私的評価:★★★★
螢

著者:麻耶雄嵩
出版社:幻冬舎
本体価格:1,600円
posted by REMRED at 15:57| Comment(0) | TrackBack(0) | 麻耶 雄嵩 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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