2005年05月22日

『石ノ目』読了。

石ノ目 石ノ目

著者:乙一
出版社:集英社
本体価格:857円
むかし『夏と花火と私の死体』を読んだときにも思ったのは『挿絵が好みじゃない…』(同じ挿絵描きさんだと思われます)…です。

以下、各話ごとの一言感想。

『石ノ目』
「わたし」の郷里に伝わる石ノ目の伝説、その姿を見た者は石になると云うが…。
『はじめ』
ほんの小さなうそからはじまる物語。
不安定な少年期の世界は奇跡が起こるに相応しい。
『BLUE』
誠実さを表す色でもある。
まるで童話のような、ピュアなココロのお話。
『平面いぬ。』
泣けました。

以上、4編収録。

乙一氏の物語は、淡々と語られ、穏やかに総てを肯定する。
そんな印象を与えられる短編集です。
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2005年03月31日

『失踪holiday』読了。

失踪holiday
失踪HOLIDAY
著者:乙一
出版社:角川書店
本体価格:552円
「しあわせは子猫のかたち」「失踪HOLIDAY」の2編収録 。

「しあわせは子猫のかたち」、子猫の様子やしぐさがとてもかわいくて、ほんのりとしたあたたかさを感じられる一編。

「失踪HOLIDAY」は、13才の少女が大人びた冷静さと子供らしい大胆さで、自分の居場所を探し、確かめる物語。
主人公ナオのぶっきらぼうな言葉遣いや、横暴な様に子供と大人の差異は、本当に些細なものだと思う。
あと、コタツっていいよなーとか。

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