2006年08月20日

『スカイ・クロラ』と『ナ・バ・テア』

スカイ・クロラ スカイ・クロラ
僕はまだ子供で、
ときどき、
右手が人を殺す。
その代わり、
誰かの右手が、
僕を殺してくれるだろう。
僕は、
空で
生きているわけではない。
空の底に沈んでいる。

ここで生きているんだ。

ナ・バ・テア ナ・バ・テア

空で活きる少年の物語。

死と隣り合わせの飛行で生命を実感する、そんな世界。
空を飛ぶ感覚と神経を研ぎ澄ます感覚のテキスト。
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2005年11月09日

『φは壊れたね』読了。

儀式のように装飾された密室。
そこに動機や感情を推察することはできない。

事件に関わる「探偵」キャラのスタンスがかなり俯瞰的。
感傷が関わらないのが実に冷淡とも言える清清しさを感じる。
謎解きは「昨今の正統派」。
ミステリとは。
トリックとは。
そんなことを原点に立ち返って考えてみろ、とでも言いたげな作品。

私的感想として
親しみを一切感じない。
そして…しかしやはり。
西之園萌絵は苦手キャラだ…。
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2005年07月31日

『人形式モナリザ』読了。

思想思索がメインなのかな…。
悪くは無いです。
しかし推理小説に恋愛要素が多いと、ちょっとひく。

そんなわけで
★★☆☆☆

人形式モナリザ人形式モナリザ


著者:森博嗣
出版社:講談社
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2005年07月27日

『黒猫の三角』読了。

…登場人物の名前が読みにくいです。
わたくし、登場人物の名前覚えるのがめんどくさいという理由で、海外推理物はあまり読まないんですが、日本語でも読みにくい作品はある。

黒猫の三角 黒猫の三角

著者:森博嗣
出版社:講談社

キャラクタが個性的です。
が、私的には、あまり惹かれるキャラクタがいないのが残念。
トリックは、同じシリーズじゃ二度使えないネタですね。
もっとも、同じようなトリックを何度も使うような作家さんではないだろうが。
兎も角、侮ってはいけなかった。
気を抜いて読んでたら見事にダマされた。
面白かったです、うん。
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2005年06月10日

『迷宮百年の睡魔』

だいぶ面白かった。
でも、やっぱりミステリと云うよりはSF…いや、ハイブリット・エンタティメント。
ハイブリット・エンタティメントとはSF・ファンタジー・ミステリ・ホラーなどのジャンルが混在しているエンタテイメントのこと。この単語はNOVEL21 少年の時間 から流用。
蛇足ながら、コレに収録されている「夜を駆けるドギー」がハートウォーミングなカンジでもあり面白かった。ついでに平山夢秋氏にしては稀であろう少年向けでな作品「テロルの創生」が読める。あと、上遠野浩平氏のナイトウォッチシリーズに属する短編「鉄仮面をめぐる論議」もあったりして、結構オススメなアンソロジーです。

話がずれましたね、失礼。
迷宮百年の睡魔
迷宮百年の睡魔
著者:森博嗣
出版社:新潮社


夢から覚めるように、物語がはじまる。
サエバ・ミチルがパートナのロディとともに取材に訪れたのは、閉鎖的な孤島の独立都市イル・サン・ジャック。
旧態依然とした町並みと、どこか陰鬱な町の人々。
ミチルは招かれた宮殿モン・ロゼで事件に遭遇する。
砂の曼荼羅に横たわる首無し死体が示す事実に、ミチルは『真実』を見出す。

シリーズ化するなら、シリーズ名は、女王シリーズではなく百年シリーズってことかな。
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2005年04月09日

『捩れ屋敷の利鈍』読了。

久しぶりに森博嗣作品を読みました。

捩れ屋敷の利鈍森ミステリィの極致驚倒の密室
捩れ屋敷の利鈍
著者:森博嗣
出版社:講談社
本体価格:700円


微妙。

モチーフはメビウスリング。
事件が起きるのは好事家が建てたメビウスリング構造の「捩れ屋敷」。
この建築物自体は思い描くと、とても面白い。
面白いからこそ、もっと、面白くなりそうなのに勿体無いなーとか。
メビウスリングが好きだから、そう思うのかも。
あと、作中人物に愛着が湧かないから感想が、微妙、になるのだと思われる。

過去読んだ作品では、殆ど文章が理数系。
デビュー作の『すべてがFになる』、これがおもしろかったので、次に『冷たい密室と博士たち』、を読んで、ふつーにおもしろいと思った記憶がある。
『笑わない数学者』、これのトリックが私的に、ちょっと判り易すぎた感じがあって、それからこの著者の本を読まなくなった。
で、ちょっと前(だいぶ前か)に、『墜ちていく僕たち』の表紙を本屋で見かけて、そのイラストが気になったので、ちまちま立ち読みして、短編集だったこともあり、何回かに分けて立ち読みで読み終えた。
この作品は表紙からして上の3作品とは系統が違ったで、推理モノではなく、ファンタジー。
森博嗣氏は理数系の人だと思っていたので、散文的な表記が多くて、意外でおもしろかった。

蛇足ながら。
メビウスリングといえば、連想するのはエッシャー。
あとはTMネットワークの「BEYOND THE TIME〜メビウスの宇宙を越えて〜」。
どっちも好き。

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